あるいはぼくは、ナンシー・ウィルソンの佇まいが好きなのに違いない。
アン・ウィルソンの高温ヴォーカルに被せるアコースティックなナンシーの声。
声も佇まいも無表情な中から溢れる情熱。
ちょっと妖気を持った居合い抜きの剣豪を想わせる。