あらためて主演女優賞にノミネートされた人を見てみよう。

ジェシカ・チャステイン「ゼロ・ダーク・サーティ」
ジェニファー・ローレンス「世界にひとつのプレイブック」
エマニュエル・リバ「愛、アムール」
クワベンジャネ・ウォレス「ハッシュパピー バスタブ島の少女」
ナオミ・ワッツ「インポッシブル」

壮観だ。

9歳のクワベンジャネ・ウォレスから80歳を超えたエマニュエル・リバ(リヴァ)まで。
この年齢差に「話題作り」がなかったとは言わないが、顰蹙を買う要素も一切ない。
圧倒的な「質」が伴っているからだ。
そしてデヴィッド・リンチ「マルホランド・ドライブ」で世界映画界のミューズになって以来そのクオリティで多女優の追随を許さないナオミ・ワッツが守護神のように控え、現在メジャーでかつ最高に切れ(キレ)ているジェシカ・チャスティンがいる。
もちろん2013年、この中心で輝くのが超大物ジェニファー・ローレンスだ。