近年トム・フーパーの「レ・ミゼラブル」ほど多くの日本人が感動を共有した洋画は珍しいだろう。
「涙がずっと止まらなかった」などという感想をこれだけいろんなところから聞いたのはいつ以来だろうか。
その中心にいたのがファンティーヌを魂と技術とカリスマで演じ切ったアン・ハサウェイだ。
2013年アカデミー賞。
アン・ハサウェイは間違いなく助演女優賞を獲得すると見做されている。
その映像に多くの日本人も感動するだろう。
日本人の関わらないアカデミー賞受賞で感動する日本人。
こんなこともいつ以来となるだろうか。