フィラデルフィア・フィリーズとニューヨーク・ヤンキースのワールド・シリーズ。
初戦はフィリースがとったが、もちろんこれからどちらに転ぶかは分からない。
わたしがフィリーズを応援していることは言うまでもないだろう。
しかしそんなこととは別に、2009年ワールド・シリーズ初戦、アトリーが放った2本のホームランを忘れることはないだろう。

アトリーは現在のフィリーズの「顔」で、メジャーで最高のニ塁手とも言われている。
「これがMLBの選手?」と思うような優しい顔。もちろん居館ではない。
しかしヘルメットをとれば、髪をベッタリとオールバックにしている。

ヤンキースのサバシアは巨艦とも形容できる体だ。
しかもこのポストシーズンは「難攻不落」のピッチングをしていた。

アトリーの2打席目、ライトスタンドぎりぎりのホームラン。
「さすが」と思った。
しかし3打席目で軽く振り抜いた打球が軽々とライト頭上を越えていったとき、
わたしは気づいたわけだ、「アトリーもすでに他の一流選手とは違う世界にいる一人」なのだと。

(本日は真逆の経過になっているが・・笑)