いろいろ文句をつけたくなるDynamite!!。
しかし観てみりゃあ、けっこうおもしろい試合もあるものだ。

まず画面に現れた佐々木希の美しさに予想通り見とれる。
いったい佐藤隆太は、隣に佐々木希がいるのに試合に集中できるというのか?
わたしがもし佐藤隆太の席にいるのであれば、「隣に佐々木希がいる」・・それだけで他に何もいらない・・
と、格闘ファンにもとることを書いてしまったが、冗談なんスから。

で、スーパーハルクトーナメントの決勝戦。
ミノワマンVSソクジュである。
しかし・・
誰がスーパーハルクトーナメントの結果を気にしているんだあ!
などと誰もが思うことを考えながら、
だんだんミノワマンに感心してきた。

最近パッとしないとはいえ、相手はアメリカを主戦場とするソクジュである。
どう考えても勝ち目はないと思っていたが、
非常に粘り強く勝機を窺う。
3ラウンドは何と3分ほどノーコンタクトの「お見合い」が続く。
「このまま判定かな」と思っていたら、ミノワマンのパンチがヒットし、ソクジュは腰から落ちる。

まあ試合内容はともかく、そのパフォーマンスばかり注目される「イロモノ」的ポジションのミノワマンが、どうやら地道に勝つための努力をしているだろうことを再認識させられた試合だった。