1ラウンド4分強でTKO負けを食らったチェック・リデルだが、あくまでアグレッシブにフランクリンを倒しに行く姿は現在のUFCマットで新鮮に映った。
やや両腕を開き気味に相手を追う姿はある種の昆虫か何かを思い起こさせ、「非日常」の総合格闘技を観ているのだと実感させてくれる。
「非日常性」・・わたしがプロの格闘技、だけでなくあらゆるプロフェッショナルに臨む大きな要素が「非日常性」である。
しかし「非日常性」を無理に推し進めようとすると谷川プロデューサーの「怪物路線」になってりするのでリアル格闘技は難しい。

その意味でミルコ・クロコップも「非日常性」を期待できるファイターの一人だ。
UFC115で行われたへヴィー級ミルコ・クロコップVSパトリック・バリーはどうだったか?