「傲慢」を中心に少し考えを巡らせてみよう。
当然話はいろいろ横道に逸れることが予想される。(笑)
周囲に「傲慢」な人間がいない生活をしている人もいるだろうか。
そうであれば、とてもラッキーな人たちである。
わたしは今まで無数の「傲慢」な人間たちと出会いたくもないのに出会ってきたし、今だって「傲慢」な人間など見つけたくもないのにいくらでも見つけることができる。
「傲慢」な人間だけではない。
日常生活の中に「犯罪」として裁かれることはないけれど、思慮深く生活している人たちを苦しめている人間たちが無数にいる。
そうした言動を個々に描写していくことも「ルコ美醜悪学」の大きな目的の一つだ。