猥談に関してである。(笑)
猥談を追放しようなどという人間もいるだろうが、もちろんわたしはそうした人たちの仲間ではない。
猥談のまったくない社会など想像もつかないし、そんな潤いのない社会に住みたい人間は非情に稀だろう。
いや、こう書くと語弊があるかもしれない。
おそらく猥談を一切受け付けないという人たちもいるだろうし、そうした人たちの中にもいろいろな感覚、考えの持ち主がある。
どんなことでも安易な一般化は慎まねばならない。
さらに猥談というものは一歩間違えればセクシュアルハラスメントの問題にも抵触する。
しかしその点についてもことは単純ではない。
まったく「同じ内容」の話であっても、「誰が言うか」「誰が聞くか」で、事態は全く変わって来るのだ。

猥談に関して全てを語り尽くすことなど元より不可能だが(笑)、数回に渡り出来る範囲で分析を試みてみようと思う。

完璧に醜悪な猥談は存在するのか?