「ああ、スヴェトラーナ!だって仕方ないじゃないか!君があまりに美しすぎて・・。ぼくは今、君の横顔から目を離すことなんてできないよ」
「まあアルベール!スウェーデン製の戦車が迫っているときにそんなことを言う人は世界であなただけよ!」
「いや、宇宙でぼくだけさ!」
「まあ!フフフ・・、そうかもしれないわね、アルベール」
「そうさ!もし宇宙大戦争が起こっても、ぼくは君を見つめ続けるに違いないよ!」
「ああ、あなたって何て人なの、アルベール!」
しかしそのとき豪放が轟いた。
戦車がついに砲撃を始めたのだ。
「うわあッ!!」