よく見かける光景だ。
そしてよく語られるセリフだ。
驚くにはもちろん当たらない。
驚くには当たらないのだけれど、目の当たりにすると「不快感」はいつだって新鮮だ。
スーパーの中で全力疾走する子ども。
しかも繰り返し。
どんな親が連れて来ているのか。
しばらく見ていると、買物かごをさげたショートパンツの女が子どものそばへ寄って来た。
そして小さな声で、
「怒られるよ」
ああ典型的な責任放棄親のセリフ・・。

「怒られるよ」
「怒られるよ」

親は怒らなくていいの?