UFC121でケイン・ベラスケスがブロック・レスナーに1R TKO勝ちしたわけだが、内容がまたスゴイ。
完璧に一方的な試合展開。
タックルを耐えられ、倒してもすぐに起きられたレスナーはその後まったくなす術がなかった。
あの巨体で逃げるレスナーは、巨体なだけに余計惨めさが漂う。
しかし正直なところ私はこのような展開もありえるだろうと思っていた。
レスナーは巨体ではあるけれど、打撃の技術、キレのなさは以前から明らかだと感じていたのだ。
打撃で相手を倒すことができないとなると、タックルで上にならない限りは有利に試合を運べない。
しかもベラスケスは予想以上に腰が強く、いとも簡単にレスナーの上になる。
下になったレスナーにベラスケスのコントロールを回避するだけの技術はなく、あの強面の顔が徹底的にボコられる始末。
「レスナー最強説」はあっという間に完全消滅した。