あるいはこうも考えられるのか。
宇宙は愛に満ちていると信じれば満ちているのだし、信じなければ愛は不在となる。
そうではなくて、信じても信じなくても宇宙に合いは満ちているのか。
信じても信じていなくても、宇宙に愛など存在しないのか。


わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、顔と顔を合わせて見ることになる。わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つはいつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。

「新約聖書」日本聖書協会