「キャタピラー」の寺島しのぶ、「悪人」の深津絵里。
一年の間に2人の女優が海外の映画賞を獲得した2010年について、マスメディアは祝祭のように報道すべきだった。
というマスメディア批判はさて置き、日本国内の各映画賞、当初は深津絵里に流れていた主演女優賞だが、このところ毎日映画コンクール、キネマ旬報など、「寺島しのぶへ」という流れができつつあるようだ。
近年の邦画では稀に見る「ドラマティック」な演技で魅了した深津絵里も素晴らしかったが、わたしはどちらかとれと言われれば、もはや「抽象的なブラックユーモア」にさえ達した「キャタピラー」の寺島しのぶをとる。
「ブルーリボン賞」「日本アカデミー賞」はどうなるか?

などと言っている間に(笑)、ブルーリボン賞主演女優賞は寺島しのぶへ!
ブラボ~~~(^_-)-☆