例えば「歴史」なんていうのは、実におもしろいものなのだ。
おもしろい以上にエキサイティング。
さらに、「絶対に必要」なものでもある。
歴史観なくして、「現代」は決して理解できない。
歴史を踏まえることなく「現代」を語る人間の何と浅薄なことよ。

しかしである。
わたしは「おもしろい歴史授業」など受けた記憶がない。
それどころか、「退屈な授業」の代表格だった。

なぜだ?
日本史で扱われる素材も世界史で扱われる素材もエキサイティングなものがほとんどのはず。