テオファニス・ランボウカス、「テオ・サラポ」と呼ばれた男がエデイット・ピアフと結婚したとき、ピアフが彼より20歳年上。
年齢差のある結婚がさほど珍しくなくなった現在でも、「女性が20歳上」というのは滅多に聞かない。
当時のフランスでも「ピアフの財産目当てだろう」と悪評がたったという。
しかし「最愛の恋人マルセル・セルダン」を飛行機事故で失い絶望したピアフは浪費を繰り返し、莫大な借金を抱えた状態だったという。
しかも自己破壊的生活を繰り返したその姿はまるでボロ布のようでもあった。
金もない、容姿も枯れてしまったピアフと結婚したヘアドレッサー テオ・サラポは写真で見る限り若く綺麗な男だ。

いったいこの結婚は何だったのか?