最近レディ・ガガの映像をよく観る。まったく興味の対象ではなかったけれど、観てみるものだ、予断を持つことなしに。「単なる派手なポップディーバ」などと決めつけていた不明を恥じている。特に凄まじいのがSummerSonic2009東京会場におけるステージだ。曲は「Poker Face」。テレビなどでもよく聴こえて来るメジャーな歌だけど、そんなもんじゃない。退廃美とエネルギーを併せ持つ呆れるほど見事なステージングには、ポップだロックだを遥かに超えた欧米文化の奥深ささえ濃厚に溢れ出る。ああ、また観たくなって来た。