ふん、ロクでもねえ。とまあ、どうにもロクでもねえ気分になった時はジャズやクラシックよりもロックだということで、このところの「締め」はレディ・ガガだ。毎日「締め」はとても大切。うん、人間というのはどこかでバランスを取らないといけない。でもまあ全部レディ・ガガというわけにもいかないから、この間はThe Clashの「Tommy Gun」を聴いて、そして観た。ヘッドフォンの中で炸裂するトッパ―・ヒ―ドンのドラムが痛いほどだった。まあ音量もマックスだったし。その後気が向いたのでというか、急に思い出したので、ふとTalking Headsを聴いて、観ることにした。ローマでのライブがカッコよかった。「The Great Curve 」かつて渋谷陽一と故今野雄二がTalking Headsに関して争っていた。渋谷陽一は特に「The Great Curve」の入っているアルバム「Remain In Light」を批判していたわけだが。ああ、ベースのTina Weymouthもカッコいいな、などとぼんやり思いながら、なぜ渋谷陽一はそんなに「Remain In Light」を嫌っていたのだろう、とまたぼんやり考えた。