全般的に日本の男性は近年「女優」に対する興味が薄くなっている。「女優」は別世界の存在という意識、あるいは映画とか演技とか自体に対する関心がほとんどなくなっているとか。おそらく後者が大方だろうけど、つまりアイドルとか女子アナとかが興味の対象になっている男性が圧倒的に多くなっているのは間違いない。男性だけでなく女性の方も「圧倒的に凄いもの」を崇め、賛美するのではなくて、「できるだけ身近に感じるもの」により親しみを覚えるというのはかなり以前から日本人の非常に顕著な特徴となっている。しかし「できるだけ身近に感じるもの」というのはもちろん幻想であって、アイドルも女子アナもまったく身近な存在ではないのだし、そうした分野により多くの人が時間や経済力を消費しているということは、それだけ他の分野へ回る時間も経済力も減るということだから、はっきり言って、日本が成熟した文化を享受する社会になるのを拒む一要素となっているのは間違いない。
というわけで何を言いたいかというと、「時代のミューズ」「時代のディーヴァ」たるべき人間は、女優であり歌姫たちだということです、はい。
アイドルがいてもいいのだけれど、「あの時代を象徴するのが(アイドル)だった」というのはそろそろ・・。
レディ・ガガの完璧なパフォーマンスとAKB48やパヒュームを見比べてみてください、年齢はほとんど変わらないんですよ。

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