暑い日は二日目に入っていた。
高い温度、高い湿度。
街はその数日前とはまったく様相を変える。
ああ、立っているだけで疲労が蓄積されるのだ。
ぼくは自分の力で疲労など回避せねばならないのだろう。
などと思いながらも、君の存在に頼ってしまった午前だった。