イギリスでこの夏起こった大規模な暴動。そのきっかけとなったのが一つの射殺事件であり、そして恒常的に英国社会を不安定化させている失業率、移民問題が複雑に絡まっていることは間違いなく、さらに政権側の見方として、ネットの呼びかけなどに応じて集まる「愉快犯」的要素も語られている。何はともあれ、「London’s Burning」が終わることはないのだろうか。
別に今回のイギリス暴動に触発されたわけではない。いや、触発されたのだろうか。「イギリス」という固有名詞と「暴動」という一般名詞の結合に。
(「暴動」という言葉に相応し音楽は何はあるだろう)などと思いを巡らせたわけだから。すぐ浮かんだのが、クラッシュ(The Clash)の「白い暴動(WhiteRiot)」。そしてストラングラーズ(The Stranglers)の「グリップ(Grip)」と「5ミニッツ(5minutes)」。