北川景子はまだメジャーになる前のテレビドラマ「モップガール」の頃からコメデイとの相性の良さを十分に発揮して来た。
逆に言えばやや浮世離れしたその美貌や雰囲気はこれまでシリアス映画などで「これは」という作品を残していないという一因になっているかもしれないが、その辺りはきっと克服可能だろう。
今は「美しく」「クレイジーでおもしろい」ポップスーパー女優としての魅力を遺憾なく発揮してくれるのが楽しみだ。
まあ他に共通点のある女優がいないわけだから、北川景子の独占市場として磨きをかけるというのもおもしろい。
「謎解きはディナーのあとで」第4話でも、第1話から比較すると表情の作り方もずいぶんバラエティに富んで来た。
テレビドラマで「表情を崩す」という話になるとどうも限度を超えた下卑たものに成りがちだけれど、北川景子の場合今のところ美貌を大きく崩すことなく(笑)「おもしろい」顔を作っている。
さすがバランス感覚抜群の知性派兼野獣的フェロモン女優兼」ポップスーパー女優だ。