日本のスポーツジャーナリズム。
しかしよく言われますね、「日本にスポーツジャーナリズムなどない」と。
そうですね。
これはスポーツ以外の分野も同じような傾向が濃厚なんですが、要するに「売れさえすればよい」が勝ち過ぎて、「ジャーナリズム」という名に値する活動をほとんど、あるいは何ら行ってないということです。
プロ野球の分野で言えば、「巨人じゃないと売れない」という時代が長く続き、そこには最早「プロ野球自体」へのリスペクトが微塵も見られない。
わたしも以前は日本のプロ野球を熱心に観ていましたが(広島カープのファンでした)、ある時からあまりに愚劣な「プロ野球報道」に耐えられなくなり、一切観ることを止めました。
ただ現在の日本プロ野球の状況は「かつて」と比較すればずいぶんよくなったとは思いますけどね。