日本時間2011年12月31日。
「現在最強」を決める戦いではないかもしれないが、それに近い、そして「破壊的」を期待できるという意味ではMMA史上屈指とも言えるだろう。
そう、UFC141、ブロック・レスナーVSアリスター・オーフレイム。 
このあまりに不自然な筋肉のついた2人のファイターは、本質的にわたしのフェイバリットではない。
けれど現在のMMA(総合格闘技)の世界で間違いなく最も観たいカードだ。
人間離れした肉体のぶつかり合い。
「モンスター「などと言うよりも、でかい岩盤がぶつかり合うようなイメージ。
当たれば一瞬で終わるという緊張感。
しかし「破壊力」という点ではアリスターが遥かに上回る。
レスナーは見てくれのゴツさほどは「破壊力」もなく、実は堅実なファイターだ。
そして明らかにレスナーの方が神経質な性格をしている。