ものまね。
そう、ものまね。
いかに革命・芸術 末尾ルコ(アルベール)ではあっても必ず常に「ウケる」わけではない。
この前もあるお菓子屋さんでスタッフに得意の「武井咲」を披露した。

「じゃあ今から武井咲のものまねするからよく聞いててよ」
「はい」
「・・・イオン!」
「・・・・・・・・・・・・」
スタッフの女性の顔がやや青ざめて見える。
「・・・え?どう?」
「え?今のですか?」
「え。そうだけど・・・」
「だ、ダメですよ!もっと長くないと分かりませんよ!」
「あ、あの・・・。また研究してきます」

そう、ものまね。
ものまねをする者はこうした事態を決して恐れてはならない。
そう、決して恐れてはならないのだ!