「たぶらかし 代行女優 マキ」がおもしろさは主要な登場人物が少人数で絞られていて、初っ端から人間関係が分かりやすい、そして間違いなく第1話を観逃していても容易にストーリーの中へ入れるという点も大きいです。
いきなりごちゃごちゃ登場人物が出て来て、しかも人物を説明するようなワザとらしい台詞が続くような展開のドラマがけっこう多いんですよね。
しかも「事務所の力関係」などによる無理矢理なキャスティングもテレビドラマではしょっちゅう。
いきなり観る気を無くしてしまいます。
「たぶらかし 代行女優 マキ」はその点非常にすっきり纏まっている。
もちろん魅力的なキャラクター造形と力のある俳優あってのことですが。