ジェニファー・ローレンス大注目でつい主演女優賞に目が言ってしまうが、2013年アカデミー賞は助演男優賞も大注目だ。

助演男優賞
アラン・アーキン「アルゴ」
ロバート・デ・ニーロ「世界にひとつのプレイブック」
フィリップ・シーモア・ホフマン「ザ・マスター」
トミー・リー・ジョーンズ「リンカーン」
クリストフ・ヴァルツ「ジャンゴ 繋がれざる者」

これだけノミネートにビッグネームが揃う助演男優賞も珍しい。
とは言え当然ながらロバート・デ・ニーロは格違いだ。
近年やっつけ仕事的な出演が多くなって来たと言われ、最近の「映画秘宝」は近作すべてがそうした文脈で語られていたが、髪をも恐れぬ所業である。
デ・ニーロに関してはもう「出続けている」というだけでわたしたちは毎日深い感謝を捧げねばならない。

で、デ・ニーロが「ノミネート」されてオスカーに帰って来た。
もうそれだけで映画ファンは授賞式の日までシビレ続けるべきなのだ。