カキは固い地面に落ちてクラッシュ!と思いきや、う~ん・・ソフトランディング♡
(ドウナッテンノヨ!)
「オレだぜ」
「ア、コンドルサン!」
「コンドルじゃないぜ」
「ジャア、ナニヨ」
「アルバトロスさ」
「アルバトロスサン・・」
「さあ、地面へ降りたぜ」
カキは周りを眺めた。
朝だった。
あちらに一人、そちらに一人、そこここに二人、三人と人間がいる。
「ココハドコナノカシラア」
不安・・よりも好奇心。
アルバトロスから地面へ下ろされたカキは、コロンと転がった。
「それじゃ不便だぜ、カキ。体を作りな」
「カラダ?」
「そうさ」
アルバトロスはバチッとウインクした。