マルクス・アウレーリウスは、言わずと知れた第16代ローマ帝国皇帝であり、五賢帝の一人だ。
「え、そんな厳めしいくも古い人の本なんて」と思うなかれ。
日々に、そして人生そのものに力をもらえる素晴らしい言葉で満たされた本だ。
しかも格調が高く、分かりやすい。
すべての人に薦めることのできる一冊。
今朝は次の言葉を紹介したい。

現在与えられていることに不満を持ち、未来に来るべきものにたいして不安をいだくことを許すな。

         「自省録」マルクス・アウレーリウス 神谷美恵子訳より