「大嫌い」になりそうにない相手と結婚することができれば誰も苦労はしない。
だから、「大嫌い」になりそうにない相手と結婚すること、などという言い方はほとんど「冗談」に聞こえるだろうし、確かに半分は「冗談」なのだけれど「半分」は冗談でない。
けれど傍目に観て、「こんな組み合わせじゃ長続きしないだろう」というカップルはとても多い。
当人同士にとっては「大きなお世話」なのだろうし、「蓼食う虫も好き好き」「だめんず」などという言葉が彼らを後押しする。
もちろん「人の恋路」の邪魔するつもりはないが、明らかに「いいのかね、これ」など思われるカップルをただ見過ごすというのもじれったいな、ということもある。
ちなみにわたしは結局「だめんず」を自慢している倉田真由美的風潮はあまり好きではない。


勝間 離婚する負担が重くてできないんですよね。お互いに。
西原 たがいに体力温存してるしかないみたいな。

        「勝間和代の日本を変えよう」勝間和代(毎日新聞社)

上記のような状態になっている夫婦というのは非常に多く見られるが、そうならないためにも「男(女)」を見る目を養うことは重要だ。