ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ(カラヴァッジョ)は1571年に生れ、1610年に死んでいる。
1571年というと、世界史的にはレパントの海戦が起こった年で、日本では元亀2年、織田信長が延暦寺を焼き討ちにした年だ。
1610年はガリレオ・ガリレイが木星を観測して月以外の衛星を発見した年で、日本では慶長15年に当たる。
ちなみに慶長20年は大坂夏の陣が始まり大坂城が落城、豊臣氏が滅亡した年で、同年7月には武家諸法度が制定されている。

と、カラヴァッジョの生きた時代と日本の少し見比べてみたが、多くの日本人が「国際感覚」をもう一つ持てないのは学校で「日本史」と「世界史」がまったく「別世界の出来事」のように教えられるのも一因ではないかと思うのだが。
とは言え、一般のアメリカ人などもさほど国際感覚はないというから、大事なことは「一般的」などと括られる範囲に入らないことか。

さて・・と。
え、カラヴァッジョの話題は?
次回から本格的ですよ。(ニヤリ)
え、ひっぱってる?
それはきっと気のせいでしょう。(うふふふ)