「おお、スヴェトラーナ、ぼくは本当にフィンランドの湖にいるのだろうか」
「まあアルベール!本当にあなたって人はおかしな人。今にも敵の射撃がわたしたちを抹殺しようとしているときにそんなことばっかり!」
「だってスヴェトラーナ!ぼくは不思議な気分なんだ。今君の瞳の中にいるだなんて・・。そうさぼくはおバカさんさ、君がそばにいるときはいつでも恋に狂ったおバカさんなんだ!」
「物狂おしいわ!アルベール!」
そして2人は軽くキスを交わし、数秒見つめ合う。
その間に弾丸はさらに数発2人の頭の上をかすめる。