エメリヤーエンコ・ヒョードルが、なんとファブリシオ・ヴェウドゥムに一本負けした!
しかも1R1分少々でサブミッションによって!!

ストライクフォースとM-1グローバルの合同興行で日本時間6月27日にエメリヤーエンコ・ヒョードルVSファブリシオ・ヴェウドゥムが実現したわけだが、相手が相手だけにヒョードルファンのわたしももう一つ盛り上がれなかった。
ファブリシオ・ヴェウドゥムが非常に強いへヴィー級のファイターであることは間違いないが、ほとんどの試合がグズグズの展開になった印象しかなく、万一グズグズの挙句ヒョードルが判定負けでもしたら目も当てられないという懸念のみが先だった。

それがフェドールの1本負けとは!
今後の格闘技界はどうなるのか?

まあそれはそれとして、やはりへヴィー級は一番おもしろい。
「ゴング格闘技」(6月22日発売)でMMAへヴィー級の特集をやっていたが、これもなかなかおもしろかった。
特にジョシュ・バーネットとケイン・ヴェラスケスが2人とも現在へヴィー級最強(ということは世界最強)は「やはりヒョードルだ」と断言しているのが興味深かった。
ファイターたちは「おれが最強だぜ、ヒョードルなんてなんてことないぜ!」と豪語するのが普通で、それはそれで「自己宣伝」や「未来の対戦を盛り上げる」という点では意味のあることなのだが、話の中身は「虚勢」であることが多く、インタヴューなどを読んでも内容皆無の場合が多い。
その点「ゴング格闘技」(6月22日発売)のジョシュ・バーネットとケイン・ヴェラスケスは非常に素直に「ヒョードル感」を語っており、とても印象がよかった。