● わたしを完璧に「白け」させたひと言。

1年以上前。
カフェ。
わたしは数人の知人とお茶を飲んでいた。
数人の知人は残念ながらさほどおもしろい話題を持っているわけではなく、わたしは退屈を持て余しつつあった。
どういうわけかわたしのブログの話題が出たので吉高由里子の話を少しした。
長々吉高由里子の説明をする雰囲気ではなかったので、かいつまんでその美しさや重要性について話をしたのだが・・。
「あ、そんな感じの娘(こ)、いたいた。この前のコンサートで見かけた娘がそんな感じだった」
これは1地方でのはなしである。
わたしは日本でももっとも優れた美しさと才能を持つ女優の一人の話をしている。
そこへいきなり「この前のコンサートで見かけた娘が~」というのは・・。
よく物事を何でも「自分の身の回りのこと」と結びつける人間がいるが。
あるいはすぐに「おれは日本一だ」などという人間が地方にいるが。

目くじら立てるようなことではないのかもしれない。
しかしわたしは完璧に白けた。