もうずいぶん以前だけれど、ある既婚の女性ピアノ教師と話をしていて「プラトニック・ラブ」の可能性について話題が及んだことがある。
「プラトニック・ラブなんていうのも美しいと思うんだけど」と言うわたしに対し、「そんなの嫌ですよ。満たされないもの・・」という件のピアノ教師。
・・・・・・
(いや別にあなたの嗜好を聞いたのではなくて、「プラトニック・ラブ」というもの存在そのものについて話してるんだけど・・)と苦々しい気分になったが、角が立つのでその時は軽く微笑して済ませた。
わたしもときには無難に収めようとすることもあるのである。
もちろん(いろんな意味で)限度を超えた場合は、敢えて角を立たせることもある。
・・・話が逸れた。(笑)

要するに、そのピアノ教師にとって「プラトニック・ラブ」というものは「とんでもないもの」だったわけだ。
わたしも別に個人的に「プラトニック・ラブ」を望んでいるわけではない。
性愛は恋愛の重要な要素だ。

おっと、まだ話が「クララ・シューマン 愛の協奏曲」へ届いてない。(笑)