吉高由里子に関して、
「あ、そんな感じの娘(こ)、いたいた。この前のコンサートで見かけた娘がそんな感じだった」
と言い放った人物には次のような問題も見て取られる。

○ 日本の、あるいは世界の広さが分かっていない。
  あるいは根本的にものごとの価値が分からない。

日本で全国的に流通しているものの中にも「質」のみを見ればほとんど無価値なものも多くある。
「有名無実」というヤツだ。
それは分かるけれど、「質」を伴って日本国内でもトップクラスでいるものは、それだけの他を圧倒する「もの」を持ちあわせているものだ。
それを軽々に「身近」なものに「似ている」などというのは、根本的にものごとの価値が分かっていないと同じことだろう。