そうこう言いながらも二人はじょじょに高度を下げつつあることを理解した。
「やっぱり落ちてるわ、アルベール」
「そうだね、高度が下がってる」
「ふふふ、あなたの考えは分かってるわよ、アルベール」
「え、お見通しなのかい、スヴェトラーナ?」
「モチよ!アルベール!」
「じゃあ声を合わせて行ってみようか!」
「行くわよ、アルベール!」

二人は声を合わせた!
「いくら高度が下がっても、二人の愛の高度は決して下がらないさ!」