たま~にセックス・ピストルズを聴きたくなる。
どんなとき・・というのは定かではないが、おそらく内部に「怒り」がある時が多いはずだ。
いや、「怒り」はいつもあるのであって、その根源的な「怒り」を増幅させる何かがあったときだろうか。
もちろんセックス・ピストルがピュアな「怒り」の表出などではなかったことは十分理解している。
また、セックス・ピストルズを聴いたところで、今でも「聴ける」曲は2、3曲くらいしかない。
「Anarchy In The UK」「Holidays In The Sun」「God Save The Queen」・・。
しかも聴けばすっきりするかというと、どうもすっきりしない。
快感でないのだ。
それでもたまに聴きたくなる。
すっきりしないことは分かっていながら。
何かを確認するかのように。

え?
セックス・ピストルズが「恋の病」に効くかって?
効かないよ。
いや、ある意味効いているのだろうか。