人間はいったい何を描いて来て、これから何を描いて行くのだろうか?

などという疑問にとらわれたくなかったら、とりあえず「魂は存在する」と仮定してみるのもいい。
では魂とはどんなだ?

魂とは間違いなく、深刻で、
しかしふざけた野郎で、しかも強くもあり弱くもある。
時に情熱に浮かされたかと思えば、時に死の間際へと追い遣られる。
けれど魂が魂である限り、死にはしないのだ、決して。