あるいは身内に対して、例えば夫が妻を「こいつは馬鹿だから」とか、親が子を「この子は出来が悪くて」とか言う場合。
もちろん身内の自慢話など誰も聴きたくないけれど、適切なタイミングで「褒める」言葉であれば聴いていて不快ではない。
逆に言えば、身内だから「馬鹿」などと言ってもいいだろうと思っていては絶対にならない。
「馬鹿」と言われる度に、人間の心は傷がつき、深くなって行き、いずれ精神に致命傷を与える。