ここへ来てアンドレ・マルローの伝記を読みたくなった。普通の日本人には想像もつかないようなとてつもない生涯を送ったアンドレ・マルローってカッコいいなんてもんじゃない。「カッコいい」と言っても「あのイケメンカッコいい~」の「カッコいい」とは最早対極。「カッコいい」と大地へ書いて縦横無尽に掘りまくるわけだ。掘る、彫る、彫る、掘る!死ぬほどやる。「死ぬほどやるぞ~」なんて言葉だけじゃなく、死ぬほど大地を縦横無尽、融通無碍に掘る、彫る、彫る、掘る!
そこまでやってもアンドレ・マルローの「カッコよさ」は出てこないわなあ。インドシナ、スペイン内戦、ジャングル、反ファシズム、植民地。ド・ゴール、レジスタンス、「奇妙奇態王国」、「征服者」「王道」
「希望」
「希望」
「希望」
「希望」
「希望」

「ラザロ」

ラザロは本当に蘇ったの?