イチロー所属シアトル・マリナーズの地獄っぷりが去年に輪をかけて凄まじい。これだけ貧打者(イチロー以外)が並べば相手ピッチャーも「早くマリナーズ戦で投げたいなあ~」と待ち遠しいのではないか。例えばこんな光景が頭に浮かぶ。テキサス・レンジャーズ戦で打ち込まれた投手が家へ帰る。冷めたシチュー。テーブルへ座ったまま口もきかない妻。まだ小さな息子は目に涙を浮かべ、「パパ、もう野球選手をクビになっちゃうの?」と声をかける。手を握りしめ、しかしふがいない自分にプルプル身を震わせるパパ投手。しかしふと思い出した!「そうだ、ハニー!来週はマリナーズ相手に投げるんだぜ!」急激な笑顔を浮かべる妻は「ダーリンは世界一だわ!」息子はパパに跳びつき、「ワ~オ!マリナーズ戦ではいつだってパパがサイヤング賞だね!」と、こんな風に、家庭円満の一助となっているのである。
ちなみに4月17日(日本時間)ロイヤルズ戦の打率を見ると、 イチロー .254、フィギンズ .154、ランガーハンス .160、カスト .191、スモーク .283、ロドリゲス .217、 ソーンダース .182など・・・。ピッチャー喜ぶわ、これは。