いつもそうだけれど、やはり「この期に及んで」というのが中央マスメディアの報道体制。
東日本大震災を経て、言うまでもなく被災地の皆様は現在も困難な状況に置かれており、福島原発問題も継続中であるに関わらず、日本で最も重大な問題は「首都圏の節電対策」であるかのような報道ぶりだ。
この件に限らず、こうした中央マスメディア、特にテレビの報道姿勢が、いささかきつい表現を使えば、多くの国民(もちろん全てではない)を「無知」に近い状態に置いている。
現在のように愚劣な政治家たちがのさばる状況を生み出しているのは、中央マスメディア、特にテレビの報道姿勢に影響を受けた国民が選挙で間違った選択をしてしまうという要因が非常に大きいと思う。