愛 勇気 行動

ノルウエイで起こった100人近い犠牲者の出た恐るべき殺人事件。
多くのことが先進的な北欧の一国で、おそらく「一人」の人間が100人近くを瞬く間に殺してしまうなど、「想像を超える」とまでは言わないけれど、現実に目の当たりにすると「文明社会とは?」という根源的な疑問にさえぶつかります。

逮捕された人物はキリスト教原理主義者(ファンダメンタリスト)だということですが、ファンダメンタリストの言動によって、「だから宗教はだめだ」「だからキリスト教はだめだ」などと単純に納得するべきではないでしょう。

確かにキリスト教を含め、多くの宗教には血塗られた歴史があります。
半面、多くの人々の心を救い、偉大な文明、文化を生み出してきたという事実もある。
結局こう認識すべきではないでしょうか。

「わたしたちは一度たりと安定した社会など生み出していない」