例えば東京大学教授とか、別に他の大学でもいいんだけれど、まあ国内で「一流」と目されている大学の教授、あるいはそうした大学出身の評論家などが「日本は」「日本人は」といった話をしたり顔でしているのを見てよく思うのだけれど、「この人たち本当に日本人を知っているだろうか?」
彼らの交際範囲というのは基本的に「彼らの社会」、つまり東大を目指すような連中が中心。東大を卒業しても社会へ出ればいろんな人間と出会うだろうけど(職種にもよるが)、「教授」とか「評論家」とかいうのはどうなんだろう。もちろん多様な層の日本人に通じているな、と感じさせる人たちも少なくない。けれど多くは「文献やデータから鑑みた日本人」、のように感じる。現実の社会で生きている日本人とはかけ離れているような気がするのだ。


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