それにしてもあれだねえ。
夏は「怖い話」が聴きたくなるねえ、観たくなるねえ。
え?最近はそうでもない?
そう言えば、今年の夏公開映画は特に怖い映画もないかねえ。
怖い映画かあ・・。
この前「遊星からの物体X」(ジョン・カーペンター監督)を観直したんだけど、今観るとやや「カワイイ」というか、クリーチャーの造形もさることながら、CGなどほとんど使われてなかった時代にこんなとんでもない映画を創るというその「想い」が「カワイイ」というか。
結局本当に残るのは「損得抜き」で創られた映画なんだよねえ。
創り手の異常な情熱が画面から感じられる作品。
「ここまでしなくても・・。」「ここまでやるのか・・」と呆れるような情熱。
異常な情熱がないと、深く心を動かす作品は創ることができませんね。
映画以外でもそうだけど。
中には「カサブランカ」のように、「情熱なし」で傑作になった映画もあるけれど。
ありゃりゃ、「怖い映画」の話をするつもりが、別のところへ行っちゃったねえ。