「芸術とは何か?」と問う声が聞こえる。
わたしの中では何の迷いもない言葉の一つが「芸術」だ。
けれどそれを人に説明しろと言われると、思わず立ち止まる。

それでは一つ喩えを用いよう。

人間はすべて芸術。
誰が創ったのかと問われれば、神と答えてもいいし、「自然という神」という答え方もあるあるだろう。
神というのは別に一神教のでも多神教のでもある必要はなく、ただわたしたちを「ここ」に「在らしめる」神のことだ。

人間はすべて芸術。
それを言うのであれば、被造物はすべて芸術。
芸術であるからには鑑賞する価値がある。
「え?これが芸術」という人間もいるかもしれないが、〈下手な芸術、失敗した作品〉と思えばさほど腹も立たない、かもしれない。

♦ 「言葉」による革命 ♦  わたしは強く提唱する、「革命」に参加を!

        革命家 末尾ルコ(アルベール)