メランコリックな旋律を経て心の底から静かに鼓舞する指の打撃へと変わる。
ぼくは今夜ピアノを聴きながらライ・クーダーを聴いていた夜のことを思い出す。
ぼくはライ・クーダーを聴き始め、そして止めた。
ライ・クーダーを聴き始めてから止めるまでに脳裏を駆け巡ったことの一つ。
「パリ、テキサス」のナスターシャ・キンスキー。
慄き振り向く顔。

ぼくはもう決して慄かないつもりだが。


♦ 「言葉」による革命 ♦  わたしは強く提唱する、「革命」に参加を!

        革命家 末尾ルコ(アルベール)