レア・セイドゥ。
ふと思い出した名前がある。
決してわたしのミューズであったことはないが(それが喜ぶべきことであるかないかは別として)、ある時期とても気になっていたフランスの女優。
ジャン・リュック・ゴダールの「カルメンという名の女」を覚えているだろうか。あるいは知っているだろうか?
ゴダールの「ソニマージュ」の手法を存分に生かした、「心に残る」と言うよりも「感覚に残る」作品の一つだ。
その中で「カルメン」を演じていた女優。
マルーシュカ・デートメルス。
あるいはマルーシュカ・デトメール。

あくの強い美貌と野獣並みの性的アピールを発散するオランダ出身の女優。