女優にしろバレリーナにしろ凄い存在となれば「怪物的」と称するのが相応しくなる。
もちろん容姿が「怪物」だというわけではない。
存在がオーラが「怪物的」なのだ。
ボリショイ・バレエのスヴェトラーナ・ザハロワはまごうことなき怪物だし、女優では現在のメリル・ストリープやジュリエット・ビノシュは怪物だろう。
ところがパリオペラ座バレエ団エトワールに昇進したミリアム・ウルド=ブラーム(ブラム)Myriam Ould-Brahamはもちろん「凄い」のだけど、決して「怪物的」にはならない。
そこがまたMyriamの「凄い」ところだ。