●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その36。

はちきんの今。
2015年のある日、午後。
はちきんは「はちきん基地」でノートをちゃぶ台に置き、思案中だった。
思案中と言ってもこのはちきん、いかにも浅く思案中なのである。(注 当小説中の固有名詞「はちきん」のことであり、「はちきん」一般を指してはおりません)
そう。
このはちきん、いくら思案しても、「深く考えている」ような雰囲気は漂わない。
思案してもしても、「すかっ」とした空気を醸し出しているのだ。

すかっ♪
ふふふ。

さてこの日、この時、はちきんが何について思案していたのだろうか?